企業活動は、対外的には、仕入先・販売先等の取引先の企業や一般消費者、対内的には、従業員・株主・取締役等、様々な方を相手にしています。それぞれの相手との関係には、特有の法律問題があります。また、それぞれの取引の段階毎に、紛争・トラブルが生じ得ます。そのため、紛争・トラブルが生じてからだけではなく、紛争・トラブルが表面化する前から、弁護士がサポートすることで、法的紛争・トラブルを未然に防ぎ、また生じた紛争・トラブルを迅速・適切に解決することができます。

　離婚は、これまでの結婚生活の清算です。同時に、これからより明るく幸せに満ちた生活をするためのスタート地点になります。離婚を、明るく幸せに満ちた生活を準備するという観点から考えていらっしゃいますか。そのために、今、準備をしておかなければならないことがあります。離婚に関する法的知識や手続は、このような生活を準備し、実現するための手段です。あなたの、あるいは大切なお子様とのこれからの生活のため、法的な観点からもしっかり検討することもお薦めします。また、弁護士がお手伝いをすることで、あなたの精神的な負担も軽減することができます。

　相続は、誰もが避けて通れない問題です。残念ながら、相続問題をきっかけに、親族間にわだかまりができてしまうことが少なくありません。ご家族に財産を残される方は、残されたご家族同士でトラブルになることを避けるために、お元気なうちに準備できることがあります。特に、特定の親族に世話になり、その方に財産を残したい場合、逆に、特定の親族には財産を渡したくない場合には、早めに、法律の専門家に相談し、準備をされることをお薦めします。また、ご親族を亡くし、残された遺産の問題に直面された方は、親族間相続人同士が納得のいく話合いをするために、法的な知識や手続を知っておくことは有益です。特に、亡くなられた方の世話をされていた方は、その苦労を他の親族の方に理解してもらいたいと思うものの、その気持ちはなかなか伝わるではありません。予め、法的な手続を知っておくことは、メリットがあるはずです。